初夏が近づくと、三島市でも「ホタル、もう出てる?」と気になる人が増えてきます。でも、いつ頃から見られる話なのか、どのあたりへ行けばいいのか、夜の水辺を歩くことへの不安もあって、なかなか行動に移せない方も多いと思います。
三島の地域情報メディア『みしま日和』編集長の、たくろうです。わたしも毎年、夕方に源兵衛川の近くを通るたびに「今年はどうかな」と気になる一人です。この記事では、三島市内で実際にホタルを見られる3つのエリアと、2026年のイベント情報を中心に、見頃の考え方・夜の歩き方・よくある勘違いを整理します。
イベントの有無、夜間の立ち入り、駐車場、観賞マナーも含めて順番に見ていきます。
三島でホタルが気になりはじめる時期
三島市は全国的にも早い地域で、温暖な気候と湧き水の豊富な水辺環境が重なり、例年5月上旬から飛びはじめるという記録があります。
ただし、飛び始めの時期は年によって変わります。「5月になったら行ける」と決め込まず、三島市観光協会や市の公式サイトで発生情報を確認してから動くことをお勧めします。
三島市内の主なホタル観賞エリア3か所
三島市内にはいくつかのホタル観賞エリアがあります。それぞれ雰囲気や人の多さが異なるので、同行者の状況に合わせて選べます。いずれも自由観賞が基本ですが、夜間の立ち入りルールは現地や公式情報で事前に確認してください。
- ①源兵衛川(上流エリア)
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JR三島駅南口から徒歩約5分。飛び石を歩きながら観賞するエリアで、賑わいがある分、見つけやすい場所です。
- ②源兵衛川メディカルセンター付近~水の苑緑地
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自生したホタルが多く見られるエリアで、上流より人が少なめ。静かに観賞したい方に向いています。
- ③桜川・白滝公園周辺
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源兵衛川とは別の水辺エリア。6月6日には白滝公園でリバーサイドほたるby芝町も開催されます。
2026年のホタルまつり開催日と内容
2026年は6月6日(土)と6月13日(土)の2回に分けて開催されます。三島市公式サイトで確認した内容をもとに整理しています。開催内容は変更になる場合があるため、必ず公式情報で直前に確認してください。
一番町ホタルまつり(16:30~20:30・三島商工会議所さんしんみゅうくんホール)と、リバーサイドほたるby芝町(17:00~20:00・白滝公園)の2つが開催されます。
第42回三島ホタルまつり(10:00~20:00・楽寿園と源兵衛川)と、リメンバー六反田(17:00~20:50・広小路笑栄通り歩行者天国)が開催されます。
第2弾の楽寿園は当日入園無料(最終入園は19:45まで)。イベントショー・模擬店・ホタル放流が行われます。静かに観賞したい場合は、イベント日を外した平日の夜が動きやすいこともあります。
見頃を判断するときに見たい天候と気温
迷いやすいのが、「雨の日と晴れの日、どちらがいいのか」という点。ホタルは気温が上がった日の夜に活発に飛ぶ傾向があり、気温が比較的高く、風のない穏やかな夜に数が多くなりやすいと言われています。
観賞時間の目安は、日没からおよそ1時間後。三島市観光協会の情報では19時30分頃が鑑賞のタイミングとされています。ただし、実際には天候や気温によってばらつきがあります。
雨の日と雨上がりで迷いやすい点
雨の日の夜は、ホタルの飛ぶ数が少なくなりやすく、足元も滑りやすくなります。水辺の遊歩道は雨後に増水していることもあるので、無理に出かけるより翌日以降を選ぶほうが動きやすいです。
雨上がりの夜は気温が戻れば飛びやすくなることもありますが、現地の状況は出発前に確認を。わたしなら、天気予報で前日比の気温の戻り方を見てから決めます。
夜に歩く前に見ておきたい道と明るさ
源兵衛川の遊歩道は整備されていますが、区間によって明るさが異なります。暗い区間では足元用の小さなライト(スマートフォンのライトではなく、ホタルへの影響を考えた弱めの光)があると安心です。
子どもと一緒に行く場合は、飛び石がある区間を事前に確認しておくと、現地で焦らなくて済みます。わたし自身、子どもと初めて歩いたとき、想定より暗くて入り口で一度止まりました。
たくろう明るい懐中電灯をホタルに向けるのは避けてほしいですね
車で行くか公共交通で行くかの考え方
源兵衛川周辺はJR三島駅南口から徒歩5分ほどで、電車やバスで来た方が動きやすい場所です。夜間の駐車場は周辺に限りがあることが多く、混雑日には駐車できない場合もあります。
車で来る場合は、近隣コインパーキングを事前に調べてから向かうほうが安心。駐車場の場所と夜間利用の可否は、出発前に確認しておくと余計な焦りが減ります。
蛍を見るときに守りたいマナー
三島市観光協会も公式に案内しているように、ホタルは見るだけにとどめることが前提です。捕まえる、追いかける、強いライトを当てるといった行為は、生態や環境に影響を与えます。
- ホタルを捕まえない・追いかけない
- 強い光をホタルや水辺に向けない
- 大きな声を出さず静かに観賞する
- 水辺の植物や石を動かさない
近隣の住宅も近い場所が多いため、夜間の声の大きさや周辺への配慮も忘れずに。
写真を撮るときに気をつけたい点
スマートフォンで写真を撮りたくなるのは自然なことですが、フラッシュはホタルに直接影響があるため、必ずオフにしてください。
撮ることより、まず目で見る時間を先に楽しむほうがいい、とわたしは感じています。暗い中での長時間露光撮影は三脚が必要なため、夜の水辺では周囲の通行の邪魔にならないよう場所を選ぶ必要があります。
向かない日・注意が必要なケース
強風の夜、雨が続いた直後、気温が急に下がった夜は、ホタルが飛ぶ数が少なかったり、水辺の道が滑りやすくなっていたりします。
足元が不安な方・小さなお子さんと夜の水辺を歩く場合は、特に足元確認が大切です。虫よけ対策と、天候変化に備えた上着も持っておくと安心です。
行く前に確認したい公式の情報源
見頃の時期・発生状況・イベント開催の有無は、年によって変わるため、直前に公式情報で確認することが大切です。
- 三島市観光協会公式サイト
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ホタル発生情報・観賞スポット案内が随時更新されています。https://www.mishima-kankou.com/
- 三島市公式サイト
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ホタルまつりの開催情報・水辺の安全案内が掲載されています。https://www.city.mishima.shizuoka.jp/
口コミやSNSの情報は古い年のものが混ざっていることもあります。今年の発生状況は公式の更新日付を確認しながら見るのが確実です。
今年の蛍を見に行く前の小さな準備
今週末に行こうか迷っているなら、まず三島市観光協会のサイトを開いてみてください。ホタル発生情報が更新されていれば、行くタイミングをそこから決められます。
見頃かどうかより、その日の気温と天気を見て動く方が、実際の観賞につながりやすいとわたしは感じています。暦の上の見頃より、直前の気象の方が正直なんですよね。
足元確認・虫よけ・薄手の上着の準備だけして、あとは川沿いをゆっくり歩く夜が、三島ならではのいい時間になったらうれしいです。












