秋になると「今年はもみじを見に行こうか」という話が、わが家でも出てきます。ただ、公園と寺と箱根西麓では木の種類も標高も違い、去年の見頃情報だけでは日を決めにくいもの。散歩や写真撮影の予定を立てようとして、そこで手が止まる方も多いと思います。
三島市の地域情報メディア『みしま日和』編集長、たくろうです。わたしは景色より先に、駐車場の場所と用事の前後に寄れるかどうかを見てしまいます。
ここで紹介するのは、楽寿園、佐野美術館の隆泉苑、山中城跡公園の三つ。料金やアクセスのほか、寺の公開日や足元、撮影の注意も後半に入れました。
三島市でもみじを探したくなる場面
三島でもみじを探すとき、最初に迷うのは「どこへ行くか」より「どんな場所で見たいか」だと思います。駅から歩ける公園、静かな寺、湧水の流れる庭園、少し標高の高い箱根西麓。同じもみじでも、出かけ方がずいぶん違ってきます。
- 市街地の公園
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三島駅から歩ける範囲にあり、用事の前後にも寄りやすい場所です。
- 湧水を引いた庭園
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水の流れと秋の木々を、短い時間で眺められる場所です。
- 寺社
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建物や塀と紅葉を一緒に眺められる一方、公開日や時間の確認が欠かせません。
- 箱根西麓
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市街地より標高が高く、色づく時期も気温も違ってくるエリアです。
子どもが一緒の日なら駅の近く、夫婦だけの日なら少し遠くまで。わたしは誰と行くかで、場所の種類を先に決めることが多いです。
三島駅近くの楽寿園で見るもみじの景色
一つめは、三島駅から歩いて数分の市立公園楽寿園。三島市観光協会の案内では、イロハモミジやコナラ、クヌギが11月中旬ごろから少しずつ色づき、楽寿館前や正門前の紅葉が紹介されています。
- 特徴
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駅前とは思えない森が広がり、11月には菊まつりも開かれる市立公園
- 料金目安
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入園料は15歳以上が300円、15歳未満は無料
- アクセス
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三島駅南口から徒歩約3分で、駐車場は2時間まで200円の有料
- 公式サイト
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三島市の楽寿園公式ページで案内されています。
11月から3月の開園は9時~16時30分で、最終入園は16時。休園日は月曜(祝日なら翌日)です。子どもの下校後だと間に合わないので、わが家は土曜の午前に行くことが多いです。
駐車場は82台で、休日の昼前に満車の表示を見て、車の中で一度止まって考えたこともありました。電車で来ればよかったかなと思ったころがありました。
佐野美術館の隆泉苑で見る庭園の紅葉
二つめは、中田町の佐野美術館の敷地にある日本庭園、隆泉苑。美術館の案内では、ハゼノキやイロハモミジ、ドウダンツツジが11月から12月頃に色づくとのことです。庭園を見て回る時間は10分ほどと案内されています。
- 特徴
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富士山の湧水を引いた回遊式の庭で、秋はもみじやハゼノキが色づきます。
- 料金目安
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庭園の散策は無料と紹介されていて、展覧会の観覧は別料金です。
- アクセス
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伊豆箱根鉄道の三島田町駅から徒歩5分、三島駅南口からは徒歩約20分です。
- 公式サイト
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佐野美術館公式サイトで案内されています。
散策できるのは美術館の開館中(10時~17時)だけで、木曜や展示替えの期間、年末年始は入れません。2026年10月24日からの展覧会は一般・大学生1,500円で、土曜は小中学生が無料です。
三嶋大社の参拝や買い物の前後に寄るくらいの広さなので、用事のついでにちょうどいいと思う。庭園でのお弁当は遠慮するよう案内されています。
寺で見る紅葉は公開日を先に見たい
市街地から離れた静かな寺では、玉澤妙法華寺と龍澤寺の名前がよく挙がります。玉澤妙法華寺は境内を白壁の百間塀が囲み、観光協会では秋に塀沿いの木々が赤く染まる様子が紹介されています。三島駅南口からバスで約20分の距離。
龍澤寺は、三島市の郷土資料館の案内によると、接心の期間中は境内への立ち入りが一切できません。接心は坐禅に集中する修行の期間のこと。毎年11月23日には所蔵品の虫干しを兼ねた観楓祭が開かれ、多くの人が訪れます。
お寺は修行や祈りの場なので、公開されている日と範囲を先に確かめてから向かいたいところ。三嶋大社は境内の大きなイチョウが黄色く色づくことで知られ、もみじとは違う秋の色が見られます。
箱根西麓の山中城跡公園で見る秋の色
三つめは、箱根西麓にある山中城跡公園。三島市の資料で標高580メートルとされる国の史跡で、市街地とは気温も色づく時期も違ってきます。観光協会の案内では、公園は施錠されておらず、いつでも利用できるとのこと。
- 特徴
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堀の跡が残る山城跡の公園で、晴れた日は富士山や駿河湾を望めます。
- 料金目安
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公園の利用に料金の案内はなく、専用駐車場も無料
- アクセス
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三島駅南口5番乗り場から元箱根港行きのバスで約30分、山中城跡で下車
- 公式サイト
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三島市公式サイトの山中城跡のページで紹介されています。
駐車場の門が開いているのは9時~17時で、入口は案内所と売店から200mほど坂を下ったところ。同じ箱根西麓の三島スカイウォークでは、運営会社が11月中旬ごろの紅葉を「空紅葉」として案内しています。
たくろう山の上は街より上着一枚多めくらいがちょうどいいかも
以前、子どもたちと山中城跡へ行ったとき、街と同じ上着で出てしまい、風が冷たくて早めに引き上げました。それ以来、箱根西麓へ向かう日は車に一枚多く積んでいくようにしています。
見頃の時期を決めきれないときの見方
迷いやすいのが、同じ楽寿園でも案内によって時期の書き方が違うところ。楽寿園のよくある質問では例年11月下旬から12月上旬頃、観光協会のコースでは11月中旬ごろから色づき始めると書かれています。色づき始めと見頃の違いだと受け取ると、落ち着いて読めます。
| 場所 | 案内に出ている時期の目安 |
|---|---|
| 楽寿園 | 例年11月下旬から12月上旬頃(楽寿園の案内) |
| 佐野美術館の隆泉苑 | 11月から12月頃(美術館の案内) |
| 山中城跡公園 | 11月下旬から12月上旬頃(観光情報サイトの紹介) |
| 三島スカイウォーク | 11月中旬ごろ(運営会社の案内) |
表の時期はどれも過去の傾向で、その年の気温や雨、標高で前後します。2026年の様子は、出かける週の各施設の発信で見るのがいちばん確かだと感じています。
落ち葉や坂道など足元で見落としやすいこと
見落としやすいのが、紅葉の季節ならではの足元です。雨の翌日の落ち葉は思った以上に滑りやすく、寺の石段や山中城跡の土の斜面では特に気をつけたいところ。上ばかり見て歩いていると、段差に気づくのが遅れがちです。
- 雨の翌日は落ち葉で滑りやすい
- 寺の石段や参道は段差が続く
- 庭園の飛び石は濡れると滑りやすい
- 山中城跡は土の斜面が多い
- 夕方は足元が暗くなるのが早い
子どもと行く日は、スニーカーと汚れてもいい服にしておくと、わたしも気持ちに余裕が持てます。靴だけでも見直しておくと安心です。
過去の見頃情報で起きやすい勘違い
過去の紅葉写真やブログを見て「この景色を見たい」と思うこと、ありますよね。ただ、写真の年と今年とでは、色づきの進み方も木の様子も同じとはかぎりません。剪定や倒木、施設の工事で景色が変わっていることもあります。
三島市の山中城跡の案内でも、大雨の被害で池の様子が戻るまで数年かかる見込みと書かれていました。過去の写真は行き先を選ぶきっかけにして、今の様子は最新の案内で確かるのが安心です。
公式の案内で最新の情報を確かめる先
先に確認しておきたいのは、その場所を管理しているところの発信です。楽寿園なら三島市の楽寿園のページ、隆泉苑なら佐野美術館、山中城跡なら三島市と観光協会、寺なら各寺の案内。わたしはこの順に見ています。
公園、庭園、寺、箱根西麓のどれにするかを家族と話します。
色づきの様子や開園日、公開日を施設や寺の案内で確かめます。
バスの時刻や駐車場の利用時間を、出かける前日に見ておきます。
雨の翌日なら、靴と上着をもう一度決め直します。
料金や開園時間、展覧会の日程は変わることがあるもの。天気予報サイトの紅葉予想も参考にしつつ、最後は施設の発信を見てから決めています。
この探し方が向かないときもある
場所ごとに見頃がずれるので、どの場所も同時に見頃という日はなかなかありません。一日で市街地と箱根西麓の両方を回りたい方や、色づきがそろった日だけを狙いたい方には、少し物足りない探し方かもしれない。
足腰に不安がある方と一緒なら、坂や石段の多い寺や山城跡より、平らな園路の多い公園からのほうが無理がありません。途中で休める場所があるかどうかも、地図で見ておくと安心ですね。
もみじ散歩に出る前のわたしの一歩
ここまで読んで、三つの中で行ってみたい場所がひとつ浮かんだなら、それで十分だと思います。わが家も家族で話しているうちに「今年は駅の近くにしよう」と決まることがほとんど。大げさな計画はいらないんですよね。
今週末までに、気になる場所をひとつだけ選んで、公式ページの開園時間と駐車場をスマホのメモに残してみる。それだけで、当日はもみじを見上げることに気持ちを向けられます。わたしも今年は家族で楽寿園を歩くつもり。みなさんの秋の散歩が、ほっとできる時間になったらうれしいです。













