三島で日常を離れて静かにひと息つきたいとき、どこへ足を運ぶか迷うことはありませんか。落ち着いた空間でおいしいプリンや珈琲を楽しみたいと思っても、混雑具合や店内の雰囲気が分からないと、休日の予定には組み込みにくいものです。
地域情報メディア『みしま日和』編集長のたくろうです。普段は三島市内で鍼灸治療院を営みながら、街の風景や暮らしに寄り添う心地よい場所を訪ねています。
今回はcafé shizukawaでいただいた濃いプリンの実食体験を中心に、店内の空気感や週末午後の混雑状況、出かける前に知っておきたいポイントをお伝えします。

café shizukawaの場所と店内の雰囲気
café shizukawaは、三島の名店として知られるうなぎ桜家の山の家だった建物を受け継いだカフェです。箱根へと続く坂道のふもと、旧東海道の石畳に近い緑豊かな場所に佇んでいます。

暖簾をくぐって敷地に入ると、街中の喧騒がすっと遠のいていくような感覚を覚えます。周囲の自然と美しく調和した和の普請が迎えてくれ、敷居の高さを感じさせない静けさに包まれています。
店内は木の温もりを活かした造りで、大きな窓から外の光が柔らかく差し込みます。派手な装飾はなく、日常の延長で少し背筋が伸びるような、心地よい緊張感と安らぎがありました。

焦がしカラメルの濃いプリンを実食
楽しみにしていたメニューが、焦がしカラメルの濃いプリンです。銀色の器にのせられた佇まいは端正で、見るからに密度の高さを感じさせます。
スプーンを入れるとしっかりとした手応えがあり、口に運ぶとなめらかで濃厚な卵とミルクのコクが広がります。決して甘すぎず、素材の風味が真っ直ぐに伝わってきます。
焦がしカラメルのほろ苦さが全体の輪郭をキリッと引き締めていて、最後まで飽きることなくじっくり味わえる仕立てでした。

季節のコーヒーとプリンを合わせた感想
プリンと一緒に注文したのが、丁寧にハンドドリップされた季節のコーヒーです。香りが豊かで、運ばれてきた瞬間から湯気とともに豆の深みが漂います。
プリンの重厚な甘みとコクに対して、コーヒーの程よい苦みと酸味が心地よく寄り添ってくれます。甘さをすっきりと包み込み、次の一口を新鮮に楽しませてくれます。
ただ喉を潤すだけでなく、ひと口ごとに時間をかけて味わいたくなる組み合わせでした。甘いものが好きな方はもちろん、普段はそれほど甘味を召し上がらない方にも試してほしい相性です。
ケーキから食事まで選べるメニュー
喫茶利用の甘味だけでなく、時間帯やお腹の空き具合に合わせた選択肢が用意されています。季節ごとに表情を変える自家製ケーキも並び、訪れるたびに出会いがあります。
軽食やお食事の提供もあり、お昼前後の利用でもしっかりとお腹を満たすことができます。利用目的に応じて選べる幅があるのは、訪れる側としてありがたいところです。
- 定番として親しまれる濃厚なプリン
- 旬の果実や素材を取り入れた季節のケーキ
- 丁寧にいれられる珈琲やお茶などの飲み物
- 小腹を満たせる食事や軽食の用意

美しい食器も楽しめるカフェ時間
注文した品が運ばれてきたとき、まず目を奪われるのが使われている器の美しさです。料理や飲み物の色合いが引き立つよう、質感や形が選ばれています。
手にしたときの陶器の肌触りや、スプーンが当たる金属器の感触までが、喫茶の時間を豊かにしてくれます。細やかな道具への配慮が、空間全体の品格を作っていると感じます。
たくろう器の佇まいを愛でるだけでも穏やかな気分になれますね
庭園と池を眺めながら過ごせる店内
客席からは手入れの行き届いた庭園と静かな池を見渡すことができます。水面に映る木々の緑や時折そよぐ風の気配が、室内にいながら間近に感じられます。
自然光が差し込む窓際の席に座ると、本を読んだり物思いに耽ったりするのにこれ以上ない環境です。季節の移ろいによって庭の表情も変わり、春の新緑や秋の紅葉も楽しめそうです。
視界に緑と水が広がるだけで、日頃の忙しさで縮こまっていた気持ちが自然と緩んでいくのを実感しました。水の豊かな三島らしさを、山手の静けさの中で味わえます。


週末午後に変化した混雑状況と待ち時間
週末の午後に訪れる際、いちばん気になるのは混み具合ではないでしょうか。今回わたしが訪れたのは休日の午後1時過ぎでしたが、その時点では待たずに席へ案内されました。
ところが喫茶を終えて店を出る頃には、入り口で数組のお客さんが順番を待っている状態でした。お昼時を少し過ぎたお茶の時間は、急に席が埋まりやすい傾向があります。
週末なら1時台前半の早めの時間を目指して訪れると、比較的スムーズに過ごしやすいはずです。後ろの予定にはあらかじめ余裕を持たせておくと安心ですね。
予約なしで訪れる際に知っておきたいこと
こちらのカフェは基本的に席の事前予約を受け付けていないため、当日の混み具合に合わせて案内を待つ形になります。ふらりと立ち寄れる反面、タイミングの見極めが大切です。
敷地内には駐車場が用意されていますが、道幅や台数には限りがあります。運転に不慣れな方や大きな車で出かける際は、事前に場所の雰囲気を調べておくと戸惑いません。
- 席の利用形態
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席の事前予約は行っておらず、来店順での案内が基本です。
- 会計方法と注意点
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支払いは現金のみとなる場合が多いため、小銭やお札を用意しておくと動きやすいですよ。
- 営業日時の確認
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定休日や営業時間は変更されることがあります。お出かけ前に公式の発信だけでも見ておくと安心です。
席数と実際に訪れて感じた客層
店内の席数は決して多くはなく、テーブル席と窓を向いた席がゆったりとした間隔で配置されています。席同士が近すぎないため、隣の話し声が気になりにくい設計です。
客層は一人で静かに過ごす方や、ご夫婦、大人の友人同士が中心でした。みなさん庭園を眺めながら静かに言葉を交わしており、落ち着いた空気が保たれています。
静寂そのものを味わうような空間のため、10歳以下のこどもの入店はできません。大人同士でゆっくり会話を楽しみたい日に適しています。


焼き菓子や食器も選べる販売コーナー
お会計のそばには、持ち帰り用の焼き菓子やセレクトされた器が並ぶ小さな販売スペースが設けられています。喫茶の余韻をそのまま持ち帰ることができる嬉しい工夫です。
丁寧に包装された焼き菓子は、自宅でのお茶の時間にはもちろん、ちょっとした手土産にも重宝します。自分への小さなご褒美として選ぶのも楽しいひとときです。
カフェで実際に触れた器の風合いが気に入ったら、どんな器が置かれているか眺めてみてください。お気に入りの品が見つかれば、暮らしの中に旅の記憶が残ります。


大人がゆっくり過ごしたい日に向く理由
日常の仕事や家事に追われていると、何もしないで静かに座る時間を忘れてしまいがちです。café shizukawaの緑に包まれた環境と濃いプリンの味わいは、気持ちの結び目をそっと解いてくれます。
週末の午後に訪れるなら、時間に縛られない計画を立てて、少し早めの時間帯を目指す形なら無理がありません。混雑を慌てることなく、庭園の景色をゆっくり楽しむことができます。
今週末の予定を眺めながら、公式の営業案内を少し確認してみることから始めてみてはいかがでしょうか。静寂の中で味わう濃いプリンの時間が、心地よい休息を届けてくれるはずです。













