三島で歴史ある場所へ出かけようと調べるとき、山中城跡がどんな史跡なのか気になります。ただ、石垣のない山城の歩き方や、現地でどの程度歩くのか事前に知りたい方も多いです。
地域情報メディア『みしま日和』編集長のたくろうです。普段から三島の街を巡りながら、地域の歴史や自然に無理なく触れる過ごし方を大切にしています。
この記事では、国指定史跡である山中城跡の特徴や見どころ、出かける前に確認しておきたい交通や足元の点を整理してお伝えします。
国指定史跡山中城跡が持つ歴史と背景
山中城跡は、戦国時代に小田原の後北条氏によって築かれた山城です。石垣をほとんど使わず、土を掘って盛り固める高度な土木技術で作られています。
日本100名城の一つにも選ばれており、当時の防衛技術を今に伝える貴重な文化財。1590年の豊臣秀吉軍による小田原攻めで落城した歴史を持ちます。
現在は緑豊かな史跡公園として大切に保存されていますね。
たくろう土の要塞ならではの造形美が広がっていますよ
障子堀と畝堀が織りなす独特の景観
山中城跡の大きな見どころは、堀の底を格子状に区切った「障子堀」や「畝堀」です。障子の桟のように見えることからその名が付けられました。
敵の侵入や移動を妨げるための実戦的な防衛設備。現在は一面に芝生が植えられており、ワッフルのような美しい幾何学模様を見せてくれます。
わたしも高台からその造形を眺めるたび、当時の工夫に深く感銘を受けます。
曲輪や土塁など園内を巡る見どころ
園内には西ノ丸や本丸、二ノ丸といった主要な曲輪(くるわ)が良好な状態で残されています。見晴らしの良い場所からは富士山や駿河湾を一望可能です。
曲輪を囲む土塁の高さや、通路が折れ曲がる虎口(こぐち)の構造など、歩くごとに異なる城の表情を楽しめるのが魅力となっています。
- 幾何学的な堀が広がる西ノ丸エリア
- 富士山と駿河湾を望む見晴らし台
- 箱根旧街道沿いに位置する出丸跡
園内を歩く距離と散策の所要時間
山中城跡は標高約580mの尾根沿いに広がるため、園内には坂道や階段などの高低差があります。平坦な都市公園とは歩く感覚が異なる環境です。
主要な障子堀を巡る短いコースなら40分~50分ほど。本丸や出丸までじっくり歩く場合は1時間30分程度を目安にしておくと無理がありません。
家族で訪れるときは、歩く範囲をあらかじめ決めておくと落ち着いて散策できます。
無料駐車場を利用する場合の確認点
見落としやすいのが、駐車場の利用可能時間が9時~17時に制限されている点です。時間外は施錠されるため注意しましょう。
売店前や坂を下った場所に無料の駐車場が整備されています。国道1号から案内看板に沿って入るとスムーズに到着できる動線です。
週末やツツジの見頃時期などは混雑することもあるため、午前中の到着を目指すと落ち着いて駐車できます。
公共交通機関のバスで向かう流れ
車を使わずに訪れる場合は、JR三島駅南口から出発する路線バスの利用が分かりやすいです。元箱根港方面行きの東海バスに乗車します。
乗車時間は約30分で、「山中城跡」バス停で下車すると目の前が史跡の入口。日中は定期的に運行されていますが、帰りの時刻表も先に見ておきましょう。
5番乗り場から元箱根港行きバスに乗り国道1号を登ります
約30分で到着し売店や案内看板のある広場へ進みます
散策マップを片手に西ノ丸や本丸方面へ向かって歩き始めます
雨のあとや濡れた芝生での足元対策
山中城跡を歩く際は、滑りにくいスニーカーや靴の着用が欠かせません。土塁や芝生の斜面は滑りやすくなっています。
特に雨の日や雨上がり直後は、芝生の土が水分を含んで滑りやすさが増す状態。ヒールやサンダルでの散策は避けるのが賢明です。
歩きやすい履物を選ぶだけで、足元への不安が和らぎ史跡の観察に集中できます。
案内所売店とトイレなど園内施設
入口付近には「山中城跡案内所・売店」があり、日本100名城スタンプの押印や御城印の購入が可能です。軽食やお土産も扱っています。
公衆トイレも駐車場付近に整備。奥の曲輪エリアには売店等がないため、散策前に水分補給の準備を整えておくのが安心です。
営業時間は10時~16時(冬季は10時30分~15時30分)で、月曜が定休日となっています。
出かける前に確認したい公式案内
史跡の保全工事や園路の補修状況、売店の営業日については、三島市の公式案内等で確認するのが確実です。直前の状況を把握しておきましょう。
貴重な文化財を守るため、堀の中への立ち入りや芝生を傷つける行為は禁止されています。現地のルールを守って気持ちよく見学しましょう。
- 三島市観光協会の公式情報
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山中城跡の見どころや駐車場の開閉時間等を確認できます
- 東海バスの運行案内
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三島駅発着の元箱根港行きバスの時刻表や運賃を調べられます
- 史跡の保護マナー
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障子堀への立ち入りは禁止されているため園路から観察します
今日の一歩から始める山城散策の準備
山中城跡へ行ってみたいと思ったら、今週末のドライブやバス旅の目的地に設定してみるのがおすすめです。駐車場の開門時間に合わせて出かけるとゆったり歩けます。
美しい障子堀を眺めながら戦国の歴史と爽快な山の風に触れるひとときは、日頃の忙しさをリセットし心地よい感動を届けてくれると感じています。
まずは歩きやすいスニーカーを用意して、三島市観光協会の散策マップをスマートフォンで眺めることから始めてみてくださいね。













